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  • 地銀に入る前に謎だったこと3選

    銀行の「なんで?」を解剖してみた|ムキムキあざらし💪
    地銀あるあるシリーズ

    銀行って、なんで世間の常識とこんなにズレてるんだろう?

    就活生も、日々荒波にもまれる若手行員も、お疲れ様です。学生時代に疑問だった「銀行の謎」、配属されて理由が分かったので置いていきます。

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    ムキムキあざらし💪
    地方銀行で働く26卒行員

    こんにちは!銀行で働いてるむきむきあざらしです!!ふと振り返って、「あれ、これってこういうことだったのか」と腑に落ちた話を3つ、抜粋してご紹介します。

    1なぜ地元から離れた場所に支店があるのか

    「地元密着」のはずなのに、なぜか隣県にポツンと支店がある謎

    就活中、企業のパンフレットやホームページを見ていて、こんな違和感を抱いたことはありませんか?「あれ?ここって〇〇地方が地盤の地方銀行なのに、なんで全く関係なさそうな県に支店があるんだ?」入行前の私には全く分かりませんでした。

    結論 理由はシンプルで、そこに太客がいるからです。
    地元から都市部に進出したオーナー企業
    地元出身の社長が興した会社
    拠点エリアの取引先が店舗・工場を出した先

    ただ、知名度も信用もないアウェイの地で、他行と勝負して新規開拓をしている渉外の方々の体力とメンタルの強さには、どうやっても追いつけません(´;ω;`)ウゥゥ 実際、拠点県内の支店より、県外の支店の同期と話すほうが、仕事が大変そうだなあと感じることが多いです。これが、銀行の配属ガチャです。

    2ATMで手取り足取り教える行員

    セルフサービスのはずのATMに、なぜか行員が張り付いている謎

    銀行のロビーで、ATMの前にぴったり張り付いて「ここを押して、こう進めて……」と操作を教えている行員を見たことはありませんか?学生時代は「サービスが手厚いな〜」くらいに思っていましたが、ATMのほうが手数料は安いはずなのに、なぜわざわざ?と思いませんか?

    理由 窓口とATMでは手数料が違い、同じ振込・入出金でも窓口経由のほうが高くつくことが多いです。窓口で受け付けてしまうと、あとで「なんでこんなに手数料取られるんだ!」というクレームにつながりかねません。
    安い手数料でお客様も納得
    窓口業務の負担も減る
    クレームの芽も摘める

    余計な仕事を増やさないための、いわば予防線です。正直ATM案内は定期預金などを売り込むチャンスにもなるので、WIN-WINなケースも稀にあります(笑)。ただ距離が近いぶん、案内を希望される方はきつい香水や体臭・口臭はお控えいただけると助かります(-_-;)

    3なぜ15時で閉まるのか

    「15時に閉まる銀行」のイメージと、入行後の現実のギャップ

    これは銀行員より、一般の方のほうが持つ疑問かもしれません。「なんで銀行ってあんなに早く閉まるの?」仕事終わりに手続きに行けない不便さは重々承知しています。

    建前 銀行の営業時間は「銀行法施行規則」第16条で「午前九時から午後三時まで」と定められています。就活の説明会でも聞いたことがある人は多いはずです。
    真実 15時に閉まるのは、あくまでお客様対応をする窓口だけ。シャッターが下りた瞬間、店内では膨大な事務作業が待っています。
    違算との戦い:現金と伝票が1円でも合わないと、原因が判明するまで帰れない
    伝票と現金の突き合わせ:処理内容と照らして過不足がないかチェック
    郵便物を郵便局へ:簡易書留の郵送物は車で郵便局まで持っていく
    電話営業:大口入金へのお礼連絡と定期預金・保険の案内

    つまり15時は「営業終了」ではなく、「第2ラウンド開始のゴング」に過ぎません。窓口が閉まったあとの数時間こそが、地銀行員の本当の勝負どころです。私は配属4カ月ですでに違算の原因を何回か作ってしまっています(´;ω;`)ウゥゥ 窓口が混んでくると、お客様のお金が絡まないオペレーションへの集中力がめっちゃ下がってしまうんですよね。

    まとめ

    飛び地の支店も、ATMへの謎の誘導も、15時のシャッターも。全部、外から見ているだけでは分からない「大人の事情」と「現場の苦労と気遣い」が詰まっています。

    銀行の当たり前は、一般の当たり前とは違う。でも銀行の当たり前に染まってしまっては、お客様のニーズや不満を見逃してしまうと思います。平日にお客様が来ているのは当たり前ではないことを、忘れないようにしたいです。